タイトル | 「土木学会文化講座」と歴史的砂防施設&石山寺千年紀探訪 | ||||||
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共催 | 土木学会関西支部、国土交通省近畿地方整備局 | ||||||
後援 | びわ湖放送(株)、田上山砂防協会、瀬田川流域観光協会、源氏物語千年紀in湖都大津実行委員会、京阪電気鉄道(株)、(社)滋賀県建設業協会、(社)建設コンサルタンツ協会近畿支部 | ||||||
日時 | 2007年12月2日(日)8:30〜16:00 | ||||||
場所 | Aプログラム 鎧堰堤、水のめぐみ館「アクア琵琶」
Bプログラム 石山寺、水のめぐみ館「アクア琵琶」 Cプログラム 滋賀ビル | ||||||
参加者 | 72名 多数の方のご来場ありがとうございました | ||||||
コースについて | 土木学会関西支部と国土交通省近畿地方整備局は、『「土木学会文化講座」と歴史的砂防施設&石山寺千年紀探訪』を開催しました。
今年は、A:歴史的砂防施設探訪、B:石山寺千年紀探訪、C:土木学会文化講座の3つのプログラムを用意し、参加者の方には、3つのコース(A+C、B+C、Cのみ)から1コースを選択して、ご参加いただきました。 | ||||||
内容 | 【Aプログラム:歴史的砂防施設探訪】 石山駅よりバスで出発、アルプス登山口でバスを下車した後は、2q強の山道を歩いて、鎧堰堤へ到着。1889年に建設され、現在も下流の治水に貢献している歴史的砂防施設を見学しました。 当日、現地が寒かったため、急遽予定を変更し、下山時刻を早め、「アクア琵琶」を見学しました。
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【Bプログラム:石山寺千年紀探訪】 紫式部が源氏物語をつづってから、来年(2008年)で千年を迎えます。その紫式部ゆかりの石山寺を散策しました。石山寺では、美しい紅葉を堪能しました。その後、水のめぐみ館「アクア琵琶」を見学し、琵琶湖と淀川の治水と利水について学習しました。
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【Cプログラム:土木学会文化講座】 午後からは、JR大津駅前の滋賀ビルで、歴史学者・成安造形大学長の木村至宏氏と、気象予報士・ウェザーキャスターの正木明氏にご講演いただきました。 講演1 木村 至宏氏 田上山の歴史(都に近いため、材木の供給地となり、その結果、はげ山になってしまったこと、明治以降に、砂防施設が建設され、植林が始まったこと)と、石山寺で紫式部が源氏物語の構想を練ったことについて、非常に楽しいお話を聞かせていただきました。 講演2 正木 明氏 近年の温暖化に伴う異常気象や、気象情報の上手な活用方法について、具体的な事例をもとにわかりやすくお話を聞かせていただきました。また、このまま異常気象が進めば、早晩、下水処理施設等の土木構造物の設計を見直す必要が生じるのでは、との問題提起もいただきました。
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