2007年度「土木の日」コア行事開催報告

開催風景アンケート結果(PDF A4 9頁 約136KB)

タイトル 「神戸の橋の「いま」「むかし」!!」
主催 「土木の日」関連行事関西地区連絡会(土木学会関西支部)
日時 2007年11月10日(土)9:00〜17:00
参加者数
127名

 平成19年度「土木の日」コア行事として、「神戸の橋の「いま」「むかし」!!」をテーマに、見学会を開催しました。 
 当日は天気にも恵まれ、多数の応募者の中から選ばれた150(当日参加者127)名の方にご参加いただきました。
 朝9時にJR神戸駅に集合し、午前は神戸の大輪田橋と天神橋・旧和田岬灯台、午後からは明石海峡大橋を見学しました。

  1. 大輪田橋
     大正13年(1924年)に竣工した神戸市兵庫区の新川運河にかかる日本でもっとも古いコンクリートアーチ橋です。兵庫運河、新川運河が作られた経緯と大輪田橋がまちの発展に果たした役割を説明しました。

  2. 天神橋
     神戸市で昭和2年(1927年)にできた国道2号がJR山陽本線をまたぐ部分にかけられた跨線橋です。橋の構造と維持管理への取り組みについて国土交通省の兵庫国道事務所さんより説明を受けました。

  3. 土木実験
     水の中でコンクリートが固まる実験を身近に体験していただくため、紙コップにセメントと砂と水中不分離性混和剤をつめた手作りの実験装置をつくりました。参加者の皆さんには実際にミニカップ上に水中不分離性コンクリートのサンプルを作っていただきました。また、つり橋の模型の上をおもちゃの電車が走るときにつり橋がどのように揺れるのかを学習しました。

        
  4. 土木クイズ
     今回の見学先である「明石海峡大橋」や橋にまつわるエピソードについてクイズを行いました。

  5. 明石海峡大橋
     平成10年に開通した神戸市と淡路市を結ぶ世界最長の吊橋です。橋の科学館で概要説明を受けた後に、JB本四高速の神戸管理センターさんの案内でアンカーから橋の点検通路を通って、主塔のたもとまでを徒歩で往復しました。

  6. 見学会アンケート結果
     今回の見学会に対するアンケート結果から、96%の方が「とても楽しかった」、「楽しかった」と回答をいただきました。また、見学会の内容については、95%の方が、「よくわかった」、「だいたいわかった」との回答をいただきました。皆様からのコメントの中には、「いろいろな発見もあり楽しかった」、「日本の技術のすばらしさを感じた」、「土木は私たちの生活に密着していることがよくわかった」などとあり、土木の役割についてご理解いただける見学会であったのではないかと考えています。

参加者のみなさんへ
  この度は「土木の日」コア行事にご参加いただき、誠にありがとうございました。皆様のご協力により、無事見学会を終えることができましたことを、心よりお礼申し上げます。 いただきました貴重なご意見等は、今後の参考にさせていただきます。またのご参加をこころよりお待ちしております。

見学先関係者のみなさんへ
 最後になりましたが、今回の見学会の開催を快くお引き受け頂き、わかりやすい説明を頂くなど、多大なご協力を頂きました国土交通省近畿地方整備局兵庫国道事務所、本州四国連絡高速道路株式会社、橋の科学館の関係者の皆様に心から感謝申し上げます。

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