Q.1 | シールドマシンの掘削圧力はどれくらいですか? |
A. | シールドマシンで掘削する場合の圧力は、今回工事で採用した泥水式シールド工法の場合、想定できるものは以下に区分できると考えます。
1.シールドジャッキなどの推進力 シールドジャッキは、総推進力2500tで、ジャッキ本数は、21本装備しています。1工程(ストローク)で約1.5m前進することが出来ます。 2.チャンバーや切刃(面版部分)の抵抗力に区分できると考えます。 発進付近は、チャンバー内の泥水圧は、掘進に伴って地層が変化します。そのため、0.40〜0.50Mpsの間で土層に合わせてコントロールしています。また、その他の抵抗力として面版部分が地山を押さえる役割をします。 |
Q.2 | なぜ太閤下水は東西になっているのですか? |
A. | 太閤下水が整備された船場地区では、大阪城に向かう東西路を軸に碁盤の目状に区画され、その道路に面して間口を持つ建物の裏側、すなわち建物が背中合わせになっているところに下水溝が作られていました。建物と建物の背を割って作られたことから背割下水と呼ばれており、市中の下水は太閤(背割)下水に集められ、概ね横堀川に排水されていました。
(道頓堀川や旧長堀川など(東西の堀川へ)排出されていた地域では、南北に大きな背割り下水が布設されています。) |
Q.3 | 活性炭って何ですか? |
A. | 活性炭とは、一般的に粒状や粉末状で、主体は多孔性の無定形炭素で、木材・ヤシの実ガラ・泥炭素等を炭化と活性化して精製します。気体または液体中の溶質を吸着する能力が大きいことから、食品類の脱色・脱臭・浄水・廃水処理など様々な用途で使用されています。 |
Q.4 | 見学会は毎年開催されているのですか? |
A. | 土木学会関西支部は、毎年関西圏の土木工事現場で、夏休み期間などに小中高生を対象とし見学会を開催しております。 |