FCC2002ミニシンポジウム『土木技術のポテンシャル』

CPDこの行事は「土木学会認定CPDプログラム」です。
土木や公共事業の必要性が熱く議論される昨今ですが,意外と技術の持つ可能性が忘れられているのではないでしょうか.土木技術が日本の社会活動や経済に貢献する可能性はまだまだたくさん残されています.例えば,画期的な工法が開発されると,今まで夢でしかなかった社会基盤が実現され,それが社会活動の活性化につながるといった可能性.また,国土が狭く,資源にも恵まれない日本という国が将来にわたって生き続けるために海外に対して売れるものはといえば技術しかなく,土木技術がその一翼を担うことにより日本の経済活動と海外の社会基盤整備に貢献する可能性等はその一例です.土木学会関西支部FCCでは土木技術の持つ可能性を様々な局面から議論する場を設けたいと考え,下記のような集まりを企画いたしました.6月から毎月1回のペースで開催する予定です.どなたでも参加いただけます.奮ってご参加下さい.

参加費は無料です.お申し込みも不要です.お気軽においで下さい.
問合先 FCCW技術分科会主査 建山和由(京都大学工学研究科土木システム工学専攻)
TEL:075-753-4787
E-MAIL:tateyama@kiban.kuciv.kyoto-u.ac.jp

第7回目 技術開発の熱い話を聞いてみよう
日時 2003年1月31日(金)18:00〜20:00
会場 大阪府立女性総合センター(ドーンセンター)5階セミナー室(1)
話題提供者 鹿島建設株式会社土木設計本部プロジェクト設計部
 山村 正人 氏
橋梁施工において,同氏がこれまで関わってこられた数々の技術開発に関連して,技術開発が求められた背景,開発の過程における苦労話,新しい技術が果たした役割等々を語っていただきます.


以下は、終了分です。

第1回目 歴史に見る土木技術の役割
日時 2002年6月28日(金)18:00〜20:00 (開場は17:50)
会場 大阪府立女性総合センター(ドーンセンター)5階セミナー室(1)

住所:大阪市中央区大手前1丁目3番49号
TEL:06-6910-8500
URL:http://www.dawncenter.or.jp/
定員 40名
話題提供者 鉄道総合技術研究所
 小野田 滋 氏(土木史研究家)
新しい土木技術の出現により,社会活動や人々の生活が大きく進歩した事例を歴史から拾い出し,社会における土木技術の役割について考えます.

第2回目 土木における技術開発の現状 〜他分野と比較して〜
日時 2002年7月31日(水)18:00〜20:00 (開場は17:50)
会場 大阪府立女性総合センター(ドーンセンター)5階セミナー室(1)

住所:大阪市中央区大手前1丁目3番49号
TEL:06-6910-8500
URL:http://www.dawncenter.or.jp/
定員 40名
話題提供者 (株)ステーション・ファイナンス取締役
 門田 裕一 氏
技術開発に積極的な他分野のお話を聞いて,土木における技術開発の問題点を考えます.

第3回目 技術開発の活性化 〜入札契約制度を中心とした発注者の取り組み〜
日時 2002年8月30日(金)18:00〜20:00 (開場は17:50)
会場 大阪府立女性総合センター(ドーンセンター)5階セミナー室(1)

住所:大阪市中央区大手前1丁目3番49号
TEL:06-6910-8500
URL:http://www.dawncenter.or.jp/
定員 40名
話題提供者 国土交通省近畿地方整備局企画調整官
 須見 徹太郎 氏
発注者サイドも入札契約制度を改善することにより新しい技術開発を奨励する仕組み作りを進めています.新しい入札契約制度のねらいと具体的な内容,発注者としての技術開発への取り組み等について話題提供をいただき,導入上の課題や効果について出席者との間で意見交換を行います.

第4回目 技術開発の活性化 〜企業努力の現状〜
日時 2002年9月30日(月)18:00〜20:00 (開場は17:50)
会場 エル・おおさか(大阪府立労働センター)7階701号室

住所:大阪市中央区北浜東3-14
TEL:06-6942-1933
URL:http://www.mydome.or.jp/l-osaka/
話題提供者 大豊建設株式会社技術開発部長
 加島 豊 氏
土木分野で技術開発に積極的な企業から,技術開発に対する姿勢とその目指す所,土木における技術開発の難しさ等について話題提供をいただき,参加者との意見交換を行います.

第5回目 土木技術の海外展開 〜日本の土木技術の海外における評価と採用現況〜
日時 2002年10月31日(木)18:00〜20:00
会場 大阪府立女性総合センター(ドーンセンター)
話題提供者  川村 健 氏
土木分野における海外勤務経験者から,海外における日本の土木技術の評価と採用状況について話題提供をいただき,日本の土木技術の海外普及の可能性について意見交換を行います.

第6回目 商品としての土木技術 〜土木技術の商品としての広報のあり方と販売戦略〜
日時 2002年11月29日(金) 18:00〜20:00
会場 大阪府立女性総合センター(ドーンセンター)5階セミナー室
話題提供者 日立建機株式会社建設システム事業部主任技師
中村 和則 氏
商品として土木技術を海外で販売していくための戦略を考えるため,海外販売戦略が確立している他分野から話題提供を頂き,土木技術の商品としての可能性について意見交換を行います.


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