平成13年度関西支部技術賞 技術賞
狭山池ダム堤体保存事業
〜1400年間の築堤の歴史を後世に〜
大阪府富田林土木事務所
株式会社大林組
音声
(WAV)
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室内実験や現地試験を繰り返した結果、PEG水溶液による含浸処理方法で
・収縮率が1/4〜1/6程度になること。
・一軸圧縮強度が増加すること。
・カビ、苔の発生を抑制できること。
・色の長期変化が抑制できること。
などの効果が確認でき、PEG含浸処理方法を採用することにしました。
PEGで含浸処理する方法を開発するのに約4年費やしましたが、これほど大規模な土構造物の保存処理に適用するのは世界で初めてとなります。