平成１３年度関西支部技術賞　技術賞
世界最大径の泥土圧シールドの計画と施行 −平野川調節池築造III期工事−
大阪市建設局 西松建設・鴻池組・東急建設特定建設工事共同企業体

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先の説明のとおり、掘削土砂の坑内搬送は、地上までのポンプ圧送を採用しています。 一方、掘削土砂の場外搬出は、普通ダンプトラックによる軟弱土としての指定地処分となっており、また、地上のストック量にも制限があります。 そこで、今回は。高分子系改質材による、圧送土の性状に応じた連続土砂改質システムを開発しました。 これは、事前に実施した土砂改質実験で改質材最適添加量が、圧送土の密度に相関があることが明らかとなったため、圧送土密度に応じて、添加量を自動制御するシステムを開発しました。 連続的に最適量の改質材が添加され、攪拌された土砂は、土砂ピットに一次的に蓄えられ、速やかに普通ダンプトラックに積みこみ、場外搬出されることにより、安定した掘進進捗を確保することができました。