平成14年度関西支部技術賞 技術賞奨励賞
JR西日本における新設構造物の品質管理システムの構築
西日本旅客鉄道株式会社
音声
(WAV)
一つ進む 一つ戻る 最後に進む 最初に戻る 2002年度技術賞トップページへ 現在3/30頁です
平成11年に発生した、山陽新幹線高架橋からのコンクリート片剥落事故は、鉄道を利用していただいている皆様に多大なご心配をおかけしました。また、構造物を建設する部門や維持管理する部門に対しても、大きな衝撃を与える結果となりました。これらを引き起こした、変状の要因としては「劣化」と「初期欠陥」であることから、新設構造物の耐久性の向上を目指し、実証的に改善策の検討を行いました。その結果、「建設段階での確実な品質管理」と「建設記録を確実に維持管理へ継承する」ことが重要であると、改めて認識する結果となりました。