平成15年度関西支部技術賞 技術賞
舞鶴発電所における パイルド・ラフト基礎の設計・施工
関西電力株式会社 舞鶴火力建設所
株式会社 ニュージェック
熊谷・飛島・鴻池・フジタ・三井住友・金下・森本共同企業体
音声
(WAV)
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 設計結果をまとめますと、課題であった杭の荷重分担率は、47〜70%、平均N値を用いた基準モデルでは満水時で62%となりました。また沈下量は最大で6.1mmであり許容値を満足する結果となりました。
 これより、あるブロックを例にとると、支持杭形式とした基本設計では、φ800mm、杭長45mの杭が、25本必要であったのに対し、パイルド・ラフト基礎とすることで、同径の杭で、杭長32m、杭本数13本となりました。 すなわち、杭総長にすると約60%の削減が達成されたことになります。