平成15年度関西支部技術賞 技術賞
舞鶴発電所における パイルド・ラフト基礎の設計・施工
関西電力株式会社 舞鶴火力建設所
株式会社 ニュージェック
熊谷・飛島・鴻池・フジタ・三井住友・金下・森本共同企業体
音声
(WAV)
一つ進む 一つ戻る 最後に進む 最初に戻る 2003年度技術賞トップページへ 現在17/25頁です
 図は、荷重分担率の推移を示しています。青い部分が全上載荷重、赤い部分が全上載荷重の内、杭が分担する荷重を示しています。 これより、荷重増加に伴い杭分担率が減少し、最大荷重時で60%程度になっていることがわかります。
 この分担率は、先に説明した設計値62%とほぼ一致する結果となりました。 沈下量に関しては、最大が3mmであり、許容値は満足するものの設計の50%程度となりました。
 パイルド・ラフト基礎では、今回のように沈下量が問題となることが多いため、設計では沈下量の算定精度をさらに向上する必要性があると考えました。このため、設計法を見直し、より現実に即した設計法の提案を行いました。