平成15年度関西支部技術賞 奨励賞 |
七色高架橋の計画と施工 |
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奈良県五條土木事務所 株式会社長大 大成・前田・鉄建・錢高共同企業体 |
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ここからは、移動支保工で施工するするにあたり工夫した点を説明していきます。 まず平面線形への対応について説明します。当施工区は、直線からクロソイドを経て曲率半径800mに変化します。そこで、型枠を曲線にセットするために以下の3点の工夫をしています。 ・型枠を側方にスライド可能な構造とした。 ・側面型枠は底版型枠とピン結合とし、回転可能な構造とした。 ・底版型枠・側面型枠をそれぞれ長さ3.7mのパネルとし、型枠間に5cmの隙間を設けた(線形に応じ隙間が変化し、隙間を塞板で塞ぐ構造とした)。 |