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        今回の試験施工を通じて、★「はりねずみ工法」によりポーラスアスファ
ルトの透水機能を効果的に回復させることが確認できました。
 
       しかし、★技術として確立するためには『再目詰まりによる機能低下』と
『耐久性』の二つの課題を克服する必要があります。
 
       今後、室内試験及び現道におけるモニタリング調査により効果を確認し、
本技術の確立を目指していきます。★
 
       本技術を活用することで、アスファルト舗装の撤去による産業廃棄物の
排出をなくし、かつ新たなアスファルト混合物の購入に係るコストを
削減できます。
 
       また、路面の水溜り解消、夏季の舗装表面高温化防止といった効果が
期待でき、沿道環境の改善を図ることができるという、まさに環境面
にも経済性にも資する工法であります。
 
       ポーラスアスファルト舗装の目詰まりによる機能低下は全国的な課題
となっており、解決すべき課題は残っているが、本工法が確立されれば
透水機能の回復による道路環境の改善に寄与するものと期待しております。 
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