Q. | 「ベルトコンベアトンネルは、つぶれたら何になるんですか?」 |
A. | 近々、神戸空港の埋立が終わればベルトコンベアの機械設備を取り除き、トンネルだけになりますが、その利用方法がまだ決まっていません。
今回見学されたみなさんから良いアイデアをいただきたいと考えております。当日お配りした資料の中に「須磨ベルトコンベアトンネル地下空間未来図募集」のビラを同封しておりますのでご覧ください。 |
Q. | 「神鋼の石炭火力発電所内の温度はどれくらいになりますか?」 |
A. | 石炭を燃やすボイラー内の温度は最高1600℃くらいです。 また、発電タービンを回すためにボイラーで熱せられた水蒸気の温度は560℃くらいです。発電所の建物内でもっとも暑い場所の一つである屋上のエレベーターホールでは、天候にもよりますが45℃くらいにまでなることがあります。建物内にある制御室は、制御機器を暑さから守るためいつも冷房しています。 |
Q. | 「たたら製鉄のたたらの意味を教えてください。」 |
A. | たたらは鉄を作るところです。また、たたら製鉄とは日本古来の製鉄法のことを言います。われわれの祖先が営々として築き上げた日本独特の製鉄法で、千年以上の歴史をもつものです。
詳しくは日立金属株式会社 「たたらの話」のHPをご覧ください。とても分かりやすいです。 |
Q. | 「神鋼の石炭火力発電所の建設費は2,000億円と聞きました。全部自費ですか?」 |
A. | 350億円が自己資金です。
残りの1,650億円がプロジェクトファイナンスという方法で外部から借り入れました。 |
Q. | 「発電に使うタービンの羽根は何枚ですか?」 |
A. | 一つの発電機には低圧・中圧・高圧の3つのタービンがとりつけられています。これらのタービンに取り付けられている羽根には、いろいろな長さのものがありますが、全部あわせると3000枚ぐらいです。
ちなみにその中で一番長い羽根は約1メートルです。 |
Q. | この見学会の費用は誰が出しているのですか? |
A. | 皆さんに「土木」を理解してもらうために、土木学会が負担しています。また、各見学先には無償で受け入れていただいております。
学会の幹事会メンバーがボランティアで皆さんをご案内しています。 |
Q. | 今後の見学会の日程を知りたい? |
A. | ホームページをご覧いただくか、学会までお問い合わせください。
また、インターネットでご応募いただいた際、「お知らせメールの送信」を希望された方には、見学会などの案内をメールでお知らせしています。 |