2006年度一般市民見学会(その2)開催報告

開催風景アンケート結果(PDF A4 4頁 約295KB)

タイトル <重要文化財指定記念見学会>
紅葉の中、重要文化財に指定された布引五本松堰堤と関連施設を見学しよう!
主催 土木学会関西支部
共催 神戸市
日時 2006年12月2日(土)14:00〜16:30
参加者数
25名

  市民幹事会では、平成18年度、第二回目の一般市民対象見学会として、「紅葉の中、重要文化財に指定された布引五本松堰堤と関連施設を見学しよう!」を開催しました。
 見学対象の布引ダム(五本松堰堤)は、明治33年に日本初の重力式コンクリートダムとして誕生し、以後106年の長きにわたり神戸市民に水道水を送り続けています。タイトルにもあるように、このたび、7月5日に布引ダムと関連施設群が、文部科学省から重要文化財に指定されました。この見学会は、重要文化財指定を機会に、神戸市の共催を得て行いました。
 当日は、集合時間30分前の13時半頃から、低気圧に伴う前線が通過し、布引ダム周辺は雷雨となりました。1時間ほど続く可能性があるとの予報の基、見学会を実行が危ぶまれましたが、このような雨が続いても参加して頂けるという参加者の声をいただき、見学会を行いました。このような状況の中で、最終的な参加は25人と、募集人数の半分の方に参加頂けました。
 雨は新神戸ロープウェイ風の丘駅での概要説明が終わる頃にはほぼ上がり、足下の悪くなった中ではありましたが、無事予定通りのコースで見学会を開催することができました。
 現地の見学では、普段は入ることのできない布引ダムへの分水口や布引五本松堰堤の上に特別に入らせて頂き、その場で詳しい説明をしていただいたので、仕組みや大きさがよく分かり、良い体験となりました。 当日、予想より紅葉の訪れが遅れていましたが、赤や黄色の紅葉も楽しめました。

参加者のみなさんへ
 この度は、一般市民対象見学会へご参加いただき、誠にありがとうございました。集合前の、雷雨にもかかわらず、ご参加いただいたことに、感謝申し上げます。また、みなさまのご協力により、無事見学会を終えることができました。心よりお礼申し上げます。
 いただいた貴重なご意見等は、今後の参考にさせていただきます。またのご参加をお待ちしております。

当日ご参加いただけなかったみなさんへ
 開催日は、集合時間直前の前線通過に伴う雷雨に見舞われ、ご参加いただけない結果となった方も多くなり、残念な結果となりました。夏であれば開始時間を遅らせることもできたのですが、12月のため、遅くとも17時までには見学会を終えないと暗くなり危ないと判断し、14時に集合いただいた方で実施させていただきました。見学会は、今後も続きますので、次回のご参加をお待ちしております。

見学先関係者のみなさんへ
 参加者へのアンケートを行った結果、見学会の感想としては「とても楽しかった・楽しかった:96%」という回答をいただき、また見学会の内容については「よく分かった:68%」、「難しかったが、だいたい分かった:32%」という回答をいただくなど、好評でした。
 案内をしていただきました神戸市の方が、わかりやすい言葉を用いて、創意工夫をこらした説明を行って下さった結果であると考えております。
 今回、見学会を共催して頂きました「神戸市」のみなさまをはじめ、関係者各位には心から感謝申し上げます。  今後とも、土木学会関西支部行事へのご理解とご協力方よろしくお願い申し上げます。

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