2007年度一般市民見学会(その２)開催報告

　　土木学会関西支部市民幹事会では、平成19年度の第2回一般市民対象見学会とし「余部鉄橋の再出発を見に行こう！」（架け替えられる余部鉄橋−最後の雄姿の見学会）を開催しました。
　　今回の見学会は100名を越える多数の方からご応募頂きましたので、急遽定員を140名(当初募集50名)に増員して開催しました。余部鉄橋と余部地区公民館の2箇所に分かれて集合し、余部鉄橋下では実物を見ながら橋の歴史や新しい橋の工事概要の説明を受け、余部地区公民館では架け替え事業の概要と撤去後の橋の利活用ならびにこれまでの鉄橋の維持管理(橋守)の苦労話しの説明を受けました。
　鉄橋の間近で説明を受けながら橋の鉄骨やボルトのひとつひとつをじっくり見る事ができました。また、これまでの橋の維持管理の苦労や新しい橋がどこにどのようにできるかが分かりました。重要なポイントでは詳しく説明して頂くと共に、質問にもていねいに応えて頂き、良い体験となりました。

参加者のみなさんへ
　この度は、一般市民対象見学会へご参加頂き、まことに有難うございました。皆様のご協力により、無事見学会を終えることができました。心よりお礼申し上げます。秋晴れのとても気持ちよい日でもあり、79名もの参加を頂いたことは大きな喜びです。アンケートで頂戴した貴重なご意見等は、今後の参考にさせて頂きます。またのご参加をお待ちしております。

見学先関係者のみなさんへ
　参加者へのアンケートを行った結果、「楽しかった：83％」と好評でした。見学会の内容は「よく分かった」と「難しかったが、だいたい分かった」を合わせると94%となりました。兵庫県様と西日本旅客鉄道株式会社様には現地と会場で懇切丁寧な説明をして頂き有難うございました。
　今後とも、土木学会関西支部行事へのご理解とご協力方よろしくお願い申し上げます。