2008年度「土木の日」コア行事開催報告

開催風景アンケート結果(PDF A4 7頁 約200KB)

タイトル 日本で「最初」と「最新」の沈埋トンネルを見に行こう!
主催 「土木の日」関連行事関西地区連絡会(事務局:土木学会関西支部)
日時 2008年11月15日(土)9:00〜16:00
参加者数
132名

 平成20年度の「土木の日」コア行事は、『日本で「最初」と「最新」の沈埋トンネルを見に行こう!』をテーマに見学会を開催しました。
 当日は、雨の心配もされましたが晴天にも恵まれ、多数の応募をいただいた中から抽選で150名(当日参加者132名)の方々にご参加いただきました。
 午前中は、日本で「最初」の沈埋トンネルである安治川トンネルと、日本で「最新」となる建設中の夢咲トンネルを見学しました。午後からは、なにわの海の時空館の見学と土木実験を行いました。

1.安治川トンネル
 昭和19 年(1944 年)に開通した日本初の沈埋トンネルです。現在は歩行者専用となっていますが、昔は自動車も通行していたこと。なぜ橋ではなくトンネルだったのか。など、安治川トンネルに関する説明を行いました。

2.夢咲トンネル
 大阪港の夢洲と咲洲を結ぶために現在建設中の夢咲トンネルの工事現場を見学しました。夢咲トンネルは沈埋工法で建設されており、完成間近のトンネルの中で工事方法の説明や、普段では通れない避難路の探検をしました。

3.土木クイズ
 夢咲トンネルの中では、3箇所でトンネルにまつわるクイズ大会を実施しました。

4.なにわの海の時空館
 大阪の地の歴史、大阪人の才覚を、愉しみながら学べる施設であるなにわの海の時空館を見学しました。実物大に復元された菱垣廻船が展示されており、江戸時代の人々の知恵や習慣をパフォーマンスで体験しました。

5.土木実験
 学会幹事の手づくりの実験道具で、沈埋函接合の模型実験や液状化実験を楽しみました。沈埋函が接合する仕組みや液状化の体験に大変興味を持っていただいたのか、参加者のみなさんから突っ込んだ質問を多数いただきました。

6.見学会アンケート結果
 大変多くのみなさんが「楽しかった」と回答をいただきました。土木と言う堅苦しいイメージを楽しんで体験いただいたおかげで、土木をより身近なものと感じとっていただけたようで、見学会開催の成果を感じています。詳細のアンケート結果を掲載していますので、こちらもご覧下さい。

参加者のみなさんへ
 この度は、「土木の日」コア行事見学会に参加いただき誠にありがとうございました。みなさまのご協力のお陰で、無事見学会を終えることができました。こころより感謝申し上げます。みなさまからいただきました貴重なご意見を今後の見学会に反映させていきたいと思います。またのご参加をこころよりお待ちしております。
 「土木の日」関連行事関西地区連絡会(土木学会関西支部)では、これからもみなさまに喜んでいただけるような見学会を開催していきます。みなさまのまたのご参加をお待ちしております。

見学先関係者のみなさんへ
 最後になりましたが、今回の見学会の開催を快くお引き受けいただき、わかりやすい説明をいただくなど、多大なご協力を頂きました国土交通省大阪港湾・空港整備事務所、夢咲トンネル工事各JV、なにわの海の時空館の関係者のみなさまに心から感謝申し上げます。
 今後とも、「土木の日」関連行事関西地区連絡会(土木学会関西支部)行事へのご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

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