開催風景|アンケート結果(PDF A4 5頁 約436KB)|Q&A|
タイトル | 「小中高生対象見学会電車の秘密基地と道路ができるまで!」 |
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主催 | 土木学会関西支部 |
協力 | 阪堺電気軌道株式会社、阪神高速道路株式会社 |
日時 | 2011年10月22日(土) 12:00〜18:00 |
参加者数 |
133名 |
土木学会関西支部市民幹事会は、2011年度 小中高生見学会「探検!電車の秘密基地と道路ができるまで!」と題して開催し、2ヵ所の見学内容について、下記のとおり報告します。
阪堺電車車庫 路面電車である阪堺電気軌道の我孫子車庫を見学しました。車庫では車両に乗り込んで、洗車する設備を体験しました。リニューアルしたレトロ車両では昔の車両設備などの説明を頂き、昭和3年に製造されたレトロ車両もりっぱに現役として現在でも活躍していることを知って驚きました。工場では電車の様々な部品が並べられ、適切に維持補修を行っていることを知り、このように陰ながら続けられている努力のおかげで電車が安全に運行されていることが分かりました。参加者からは、古い車両を大切に使っているんだなという賞賛の声が挙がっていました。 阪神高速大和川線 現在築造中である阪神高速大和川線の現場にて開削工事区間、シールドトンネル区間の見学及び鉄筋組立に関する体験をしました。見学前に事務所にてDVDと資料を使って阪神高速の概要や今後の整備計画について説明を受けました。その後、開削工事の現場に移動して仮設の構台から地下で構造物を築造している様子を見ました。地下深くまで掘り込んで工事している規模の大きさに圧倒されました。また、供用中の橋梁の下部を仮設材により支持して、工事を進めながらも交通に支障しないような配慮をしていることに驚きました。その後、シールドトンネル区間では深さ約20mの立坑下まで階段で下り、外径約12.5mの巨大なシールドマシンの目の前まで行くことができました。シールドマシンを前にして、シールド工法についての説明やクイズ、反転して同じ場所まで戻ってくる工法であることを知りました。地上に上がり、鉄筋組立のデモンストレーションや結束体験、鉄筋の重さを体験しながらのクイズなどを行いました。参加者からは"良い経験になった"、"子供が喜んでくれた"と非常に好評でした。 以上、今回の見学会を通して、こんな身近に最新の土木技術が結集された工事現場や見学して楽しい施設があることを知りました。また、土木に関わる人々が、安全でかつ便利な交通システムの維持・構築を通じて、住み良いまちをつくる為に、大切な役割を担っていることが実感できました。 | |
参加者のみなさんへ
見学先関係者のみなさんへ
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