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| タイトル | 「ダムとトンネルの土木工事現場見学会 in ふくい」 |
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| 協力 | 国土交通省近畿地方整備局福井河川国道事務所
福井県嶺南振興局河内川ダム建設事務所 （株）竹中土木大阪本店 西松建設（株）、（株）竹中土木、（株）キハラコーポレーション、（株）長﨑組、河内川ダム建設工事（ダム本体工事）特定建設工事共同企業体 | 日時 | 2014年11月15日（土）10:15～18:30 |
| 参加者数 |
75名 |
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土木学会関西支部市民幹事会では２０１４年度（平成２６年度）の一般市民見学会を「ダムとトンネルの土木工事現場見学会inふくい」と題して、国土交通省近畿地方整備局及び福井県のご協力を得て、普段、なかなか見ることの出来ない土木工事の現場見学会を９年ぶりに福井県内にて実施しました。当日はあいにくに冬模様の天候のなか、現在まさに東京ドーム約０．２杯分のコンクリートを日々流し込み続けるダムの現場（河内川ダム本体工事）と、トンネルを掘るための様々な建設機械を間近で見ながら、完成後では決してわからないトンネル掘削の様子（冠山峠道路第２トンネル工事）を見学し、土木をより身近に理解していただくことができました。
河内川ダム本体工事 当日は、JR敦賀駅に集合して頂き、バスにて舞鶴若狭道を経由し、紅葉まっさかりの河内川ダム本体の現場へと移動しました。 まず、バス車中にて見学先の方からダム工事についての優れた資料を用いた説明を受けた後、DVDを視聴して頂きダムについての知識を事前に持って頂きました。 現場では、参加者の皆さんには、まず安全のため、全員に「ヘルメット」を着用していただいた上で、２班に分かれて２か所で見学して頂きました。 １か所目ではダムの左側（上流側から下流側を眺めて左側）で、ダム本体が造られていく様子を一望して頂きました。また、学会スタッフにも知らなかったサプライズ企画として、ダムコンクリートに混ぜるこぶし大程度の石に見学者の方に油性ペンで思い思いのコメント、イラストなどを書き込んでもらいました。これらの石は後でダム本体の「一部」として立派に役目を果たすこととなります。 ２か所目では、ダムのコンクリートを造るための設備を間近で見学して頂きました。 銀色のアルミシートで覆われた塔は、紅葉まっさかりの山中の景色で対照的に映えており、見学者の方も多いに興味を持たれたようでした。雨の中で傘を差しながらの見学でしたが、出来立てのコンクリートがバケツに入れられてクレーンで釣られていく様子を見ながら現場の方の説明に熱心に耳を傾けて頂きました。 冠山峠道路第２トンネル工事 河内川ダムの現場を出て、冠山峠道路第２トンネルへと移動する車中では、特にトンネルに関するNATM工法（ナトム工法、New Austrian Tunneling Methodの略）について、学会スタッフの解説を交えながら実験映像を視聴して頂きました。 その後、バス車内にて見学先の方からトンネル工事について、またトンネル工事を含めた冠山峠道路事業についての優れた資料を用いて、見学先の方から説明して頂きました。 現場は山中奥の谷深い場所にあり、トンネルの坑口の前がすぐ川なので、川の上に沢山の鉄骨を建てて仮の橋（仮桟橋）を渡ってトンネル坑口まで移動しました。 トンネル内では最先端部（切羽）まで歩いて頂き、トンネルを掘る際に用いる爆薬を詰める為の孔を掘る様子を「ドリルジャンボ」という機械を実際に動かして再現しました。また、日々現場で活躍している建設機械を現場の方の説明を交えながら間近で見学して頂きました。また、コンクリートを製造する施設では、材料となる砂や石を間近で見学して頂き、様々な大きさの砂、石及びセメントなどからコンクリートが造られることを理解して頂きました。 また、参加者の皆さんからも、熱心な質問もたくさんあり、土木に対する理解を深めて頂きました。 | |
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見学会に参加の皆様へ
見学先関係者の皆様へ
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