平成１３年度関西支部技術賞　技術賞
世界最大径の泥土圧シールドの計画と施行 −平野川調節池築造III期工事−
大阪市建設局 西松建設・鴻池組・東急建設特定建設工事共同企業体

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それでは、業績の内容をご説明致します。 従来、大断面のシールド工法では、泥水シールド工法が採用されていました。 これは、大断面のシールド工事で要求される事項である、地盤変状抑制、安定した掘進進捗の確保に対して、泥水を使用することで、効率よく要求事項を確保できるからであると言えます。 しかし、大規模な泥水処理設備を配置する広大な施工基地を必要とすることや、処理設備の騒音振動や掘削土が産業廃棄物となるなど、環境への影響などの問題もあります。 そこで、今回、従来に例のない大断面泥土圧シールドの施工について、多くの開発技術により、経済性と施工品質の向上を両立し、泥土圧シールドの適用範囲を拡大することができました。