平成14年度関西支部技術賞 技術賞
電食作用を利用した地中構造物の撤去技術の開発
向谷常松
南條克正
藤林民男
音声
(WAV)
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鉄の電食進行状況を要素実験により確認しました。 平鋼板の電食状況です。電食させたくないない所は、塗料等を塗布して電食の進行を防止します。 鋼管の電食は、内部に陰極管を設置して内部より電食、薄肉化して行きます。 矩形管を土留め杭芯材に用いることで、鋼管電食と同様に内部より電食することが可能となります。 矩形管の内部表面には、電食の効率化を図るために絶縁材を貼り付けて、電食時間、電気量の低減を図ります。 絶縁材の形状は、残土搬出に支障を来さない大きさにしますが、泥水式シールドの場合は、流体輸送の妨げにならないように全て電食します。