平成15年度関西支部技術賞 技術賞
舞鶴発電所における パイルド・ラフト基礎の設計・施工
関西電力株式会社 舞鶴火力建設所
株式会社 ニュージェック
熊谷・飛島・鴻池・フジタ・三井住友・金下・森本共同企業体
音声
(WAV)
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 次に、設計での対応です。
 解析モデルは事前にFEMとの比較検討を行い、2次元骨組モデルとしました。 問題となる杭とラフトの荷重分担率ですが、設計では、地盤バネの設定に大きく影響されます。
 今回、上部埋立て層と杭下端部の砂礫層のN値に比較的大きなバラツキが認められたため、このバラツキを考慮して設計を行いました。すなわち、平均N値を用いた基準ケースをもとに、杭に負担が大きくなる場合、ラフトに負担が大きくなる場合を考慮して、すべてのケースで性能規定を満足させるよう設計されています。
 さらに、地震時水平力への対応として、杭頭に地震時水平力が伝わらないように、ローラー支承を採用しています。