平成16年度関西支部技術賞 技術賞
震災復興事業に併せた神戸地区の鉄道整備とまちづくり
神戸市 ・ 西日本旅客鉄道株式会社
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網干電車区の「総合車両所化」にあたっては、用地買収を極力少なくし、限られた用地を活用して、施設を配備することとしたため、新世代車両に対応した昇降装置の導入、検査・修繕施設の重層化等を実施しました。
なお、昇降装置の導入についてですが、これまでは、編成を分割していたのに対し、新世代車両を8両一括して昇降させることができるようになったため、省スペースで効率的な検修が可能となりました。また結果として、検修工程の短縮化も図られました。
併せて、昨今の地球環境問題に対応すべく、太陽光発電システムを導入し、発電した電気を、車両所内へ供給することで年間約11万キロワットの電力を節減しています。