平成16年度関西支部技術賞 技術賞
震災復興事業に併せた神戸地区の鉄道整備とまちづくり
神戸市 ・ 西日本旅客鉄道株式会社
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貨物機能移転に伴う最大の効果としては、大幅なコンテナ輸送時間の短縮が挙げられます。
従前の神戸港駅では、本線上の走行時間に加え、本線から支線への乗入れや駅構内での入換え作業に余分な時間を要していました。これに対し、鷹取駅構内の神戸貨物ターミナル駅は、本線上に位置していること、到着ホームで積卸しができる「着発線荷役方式(E&S方式)」を導入したことにより、大幅な到達時間の短縮が図られ、貨物の輸送効率が向上しました。
これにより、神戸貨物ターミナル駅は、大型コンテナの運用促進につながる、近代的な貨物ターミナルに生まれ変わったと言えます。