平成13年度関西支部技術賞 技術賞 |
世界最大径の泥土圧シールドの計画と施行 −平野川調節池築造III期工事− |
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大阪市建設局 西松建設・鴻池組・東急建設特定建設工事共同企業体 |
音声 (WAV) |
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それでは、工事概要として、地質構成を説明致します。 工事範囲の地質は、下部洪積層大阪層群の砂質土層と粘性土層の互層です。そして、地層全体が背斜構造となっているため、シールド掘進に応じて、順次、切羽に出現する土質が変化することとなります。 砂質土層は、均等係数が非常に小さく、崩壊性、流動性の高い地層であるといえます。また、粘性土層は、液性限界が高いという特徴があります。 また、掘進途中で地下鉄御堂筋線との交差施工がありますが、この箇所では、シールドクラウン部に砂層が出現するという、非常に厳しい地盤条件となっています。 |