平成13年度関西支部技術賞 技術賞
世界最大径の泥土圧シールドの計画と施行
−平野川調節池築造III期工事−
大阪市建設局
西松建設・鴻池組・東急建設特定建設工事共同企業体
音声
(WAV)
一つ進む 一つ戻る 最後に進む 最初に戻る 2001年度技術賞トップページへ 現在6/19頁です
それでは、工事概要として、地質構成を説明致します。
工事範囲の地質は、下部洪積層大阪層群の砂質土層と粘性土層の互層です。そして、地層全体が背斜構造となっているため、シールド掘進に応じて、順次、切羽に出現する土質が変化することとなります。
砂質土層は、均等係数が非常に小さく、崩壊性、流動性の高い地層であるといえます。また、粘性土層は、液性限界が高いという特徴があります。
また、掘進途中で地下鉄御堂筋線との交差施工がありますが、この箇所では、シールドクラウン部に砂層が出現するという、非常に厳しい地盤条件となっています。